スマートフォンやインターネットサービスが生活の中にあふれる今、「もっと便利にできないかな?」と感じたことはありませんか?そんなときに役立つのが、無料で使える自動化サービス「IFTTT(イフト)」です。
この記事では、IFTTTの基本的な仕組みから、暮らしの中で役立つ具体的な活用例までをご紹介します。
IFTTTとは?
IFTTT(イフト)とは、“If This Then That”の略で、「もし○○したら、××する」という条件に基づいて、さまざまなWebサービスやアプリ、スマート家電を自動で連携させることができる無料のサービスです。
たとえば、
- 「Instagramに写真を投稿したら、自動でGoogleフォトにも保存する」
- 「明日の天気が雨だったら、夜8時に通知を送る」
- 「スマートライトのスイッチを、毎日決まった時間にオンにする」
といったように、日常のちょっとした手間を減らすことができます。
どうやって使うの?基本の流れ
- アカウント作成
- IFTTTの公式サイト (https://ifttt.com)またはアプリをインストールして、GoogleやAppleアカウントなどでログインします
- アプレットを作成
- IFTTTでは「アプレット」と呼ばれる自動化ルールを設定します。
- “This(きっかけ)”と”That(アクション)”を選んでいくだけで簡単に作れます。
- 対応サービスを連携
- Googleカレンダー、LINE、スマートライト(Philips HueやSwitchBotなど)など、多くのサービスと連携可能です。
暮らしの中で便利な活用例
天気に合わせて予定を調整
- 「明日の天気が雨なら、朝7時に通知を受け取る」ことで、傘の準備を忘れずに。
スマート家電を自動で制御
- 「自宅に近づいたらエアコンの電源を入れる」(GPSと連携)
- 「決まった時間に照明をオンオフする」など、留守中の防犯にも役立ちます。
SNSやクラウドの連携をスムーズに
- 「Twitterに投稿した内容をEvernoteにも保存」
- 「YouTubeに動画をアップしたら、Slackに通知」
こんな人におすすめ
- 忙しくて毎日の作業を効率化したい人
- スマート家電をもっと便利に使いたい人
- パソコンやスマホ操作が得意で、生活をカスタマイズしたい人
特に在宅ワークや育児でバタバタしがちな日常の中で、IFTTTは「ちょっとした手間」を自動で肩代わりしてくれる頼もしい味方です。
注意点とちょっとしたコツ
- IFTTTは基本無料ですが、一部機能はPro(有料)プラン限定です。
- アプレットがうまく動かないときは、対象サービスの認証や設定を再確認してみましょう。
- 日本語対応はまだ完全ではないため、英語の表記が多いですが、簡単な操作だけなら問題なく使えます。
おわりに
IFTTTを使えば、毎日のルーティンをもっと快適に、自分らしくコントロールすることができます。
「こんなこと、自動でできたらいいな」と思ったら、ぜひIFTTTを試してみてください。暮らしの中に、ちょっとした余裕と楽しさが生まれるかもしれません。
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