スマートスピーカーとは、音声アシスタントを搭載したデバイスで、音楽の再生や天気予報の確認、スケジュールの管理、スマート家電の操作など、様々な機能を音声で簡単に利用できます。
できること
- スマートホーム連携
- 音楽やポッドキャストの再生
- 複数の部屋で再生できる
スマートスピーカーは、「○○して!」といった音声によるコマンドで、連携済みのスマートデバイス群を操作することができます。複数の部屋にスマートスピーカーを設置して連携すれば、家中どこにいても音楽が聴いたり、音声コマンドを入力することもできます。音楽やポッドキャストを再生したり、照明をつけたり、家をスマートホーム化したい方の一丁目一番地は、まずスマートスピーカーを導入することです。
選ぶポイント
選ぶポイントを3つご紹介します。
音声認識AIの精度で選ぶ
スマートスピーカー選びでまず大切なのは、音声認識AIの精度です。音声認識AIの精度が低いと人間からのあいまいな要求に対して、正確な応答をすることが難しくなります。スマートスピーカー用の音声認識AIを自社開発しているのは、主にAmazon, Google, Appleの3社。
AIの精度はどれだけサンプルを学習できたかで、そのほとんどが決まります。これまでに音声認識AIを多く販売してきた会社が、信頼できる音声認識AIを開発できているようです。
連携できるデバイスで選ぶ
スマートスピーカーを採用する理由の多くは、他のスマートデバイスと連携できることにあります。他のデバイスと連携することで、暮らしをより良くすることが目的になるので、「連携できるデバイスが多い」、「すでに持っているデバイスと相性が良い」デバイスを選択する方が、スマートホームの近道となります。
デザインで選ぶ
家の中に置くものなので、「おしゃれにしたい」や「部屋のコンセプトに合ったものを採用する」といったようにデザインで選ぶことも大切なポイントです。おしゃれな部屋に無機質なスピーカーが置いてあると台無しになってしまうこともあるかもしれません。暮らしの質を上げるためには、おしゃれなデザインは欠かせません。
また、完全な「スピーカー型」が良いか、「タブレット型」が良いのか、という選び方もあります。音声だけで操作したいのか、タブレットを操作する形が良いのか、といったデザイン性の違いもあります。
スピーカーブランド
Amazon Echo
Amazon製のスマートスピーカー Echoシリーズ
音声認識AI:Alexa
特長:幅広いアプリに対応し、スマートホームデバイスとの連携が充実
使用例:音楽再生、ニュース読み上げ、買い物リストの作成
製品例:Echo Dot(小型スピーカー)、Echo show(画面付きのタブレット型スピーカー)
「Alexa音楽かけて!」でおなじみのAmazon製のホームスピーカーで、多数のAmazon製スマートデバイスやサービスと連携できます。Amazonはスマートデバイスの種類が豊富なので、最初にお勧めする一台。
Google Nest
Google製のスマートスピーカー Nestシリーズ
音声認識AI:Googleアシスタント
特長:Googleの強力な検索エンジンが魅力。Google Pixelと連携
使用例:Google翻訳、地図案内、Youtube再生
製品例:Nest Mini(小型スピーカー)、Nest Hub(画面付きスマートディスプレイ)
検索エンジンでおなじみのGoogle製のスマートスピーカー。翻訳や地図アプリ、GmailなどのGoogle系サービスとの相性がいいスピーカー。Google Pixelとの連携が充実しているので、Google系のサービスを多く利用している方にお勧め。
Apple Home Pad
Apple製のスマートスピーカー
音声認識AI:Siri
特長:Apple製品との連携が強み、iPhoneやApple Musicとの相性が良い
使用例:Apple Musicの高音質再生、Homekit対応デバイスの操作
製品例:Home Pad mini(小型スピーカー)
「Hey Siri」でおなじみのApple製のスマートスピーカーでiPhoneやiPadとの連携が強み。MacBookやiPhoneをメインで使っていて、家の中をApple製品で揃えたい方におすすめ。
まとめ
今回は、スマートデバイス連携を目指したスマートスピーカーをメインに紹介しましたが、他にも音質にこだわりたい方は、SonyのBoseなどもスマートスピーカーを用意しています。
今の自分の生活の中で何を使っているか。今後何を使っていきたいかでブランドを選んでいくといいと思います。自分の家の中が便利になっていくのって楽しいですよね。
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